お客様にある情報提供したところ「その情報を最初から知っていたのですか?それともググったのですか?ググったとしたらどういうキーワードでググったのですか?」と聞かれました。
情報過多の時代にあって、大事なことは、知っていることではなく、必要な情報に最短でアクセスできる力であって、その重要性を認識されているからこその問いだったのではないかと思います。
社内にも「なんでそういう結論に至ったのですか?」と、結果ではなくプロセスを問うてくるスタッフがいます。
鶏と卵ではありませんが、そういう意識があるスタッフは仕事ができますし、仕事ができるからこそそういう意識を持てるのかもしれません。
確かなことは、そういう意識がある人とない人とでは天と地ほどの差がついてしまうということです。
1を知って10を知ろうとする人と、10を知ろうとして1すら知ることができない人。
「知らないということ」を恐れるあまり、全てを知ることなどできるわけもないのに、全てを知ろうと盲目的に知識を追い求めるのではなく、必要な時に必要な情報にアクセスできる力や情報を取捨できる力や情報を加工できる力など、「知識」ではなく「力」をつけることが大事だと思います。